〜スタソン日記<179>押田健史編〜

<押田健史サンコメント>
グローブ座にて舞台「サロメ」を観ました。
三部作の企画で、「欲望という名の電車」「サド公爵夫人」につぐ
三作品目。
女形、篠井英介さんと演出家、鈴木勝秀のタッグで始まったこの企画には、個人的にも「欲望」に出演させて頂いたこと、そして想いがあり…英介さんの芝居、日舞。
コンテンポラリーダンサー、森山開次さんの肉体表現力。
江波杏子さん、上條恒彦さん、生演奏の尺八、十七絃、胡弓、三絃etc…。
美術と照明は言うまでもなく、素晴らしい作品でした。
〜かつての王であった自身の兄を滅ぼし、王位と妃を奪った王。
妃には先の王との間に、美しい姫。
その姫に、まがいの視線を送り、心中穏やかではない妃。
その国に現れた修験者は「神」と語りSTORYは展開されていく…
稽古中の間に観れたことで、沢山の希望や勇気を頂けた作品でした。