〜スタソン日記企画!<160>堂屋将之編〜

スタソン日記企画1弾!
〜あなたの思い出のもの・人はなんですか〜

こんにちは。
堂屋です。
今回大事な人・物紹介企画という事で、自分はこれを紹介させて頂きます。
潰れた指輪です。
自分はシルバーアクセサリーが結構好きで、中でも指輪が好きなんです。
そのキッカケとなったのがこの指輪なんです。
プレゼントされたとか、形見とかではありません。
この指輪は
13歳の時池袋の露店で初めて自分で買った指輪

なんです。
当時池袋でよく遊んでいて、その時はまだシルバーアクセには全く興味も
なく、指輪なんて欲しいとも思っていませんでした。
今よりも露店の数も多く逆にウザったく思っていた位です。
そんな時一つの露店で自分は足がとまりました。
何故その露店に足をとめたのか今となっては覚えてませんが、
そこでこの指輪に惹きつけられた時の事は今でも覚えています。
デザインも髑髏を持った鳥と恐々しい感じなのに。惹かれたんです。
中学生にとって決して安い値段ではありませんでしたが
その場で買ってしまいました。
最初はブカブカだった指輪も季節を重ねるごとに自分の指に
マッチしてきました。
…そんなある日、いつもと変わらぬ格好、変わらぬ指輪をする指。
外を歩いていていつもの指にした指輪が無くなってる事に気づきました。
歩いて来た道を戻り、目は地面しか見ていません。
そして道の片隅で銀色の物を見つけました。
それは、もう指にはめる事が出来なくなった指輪の姿でした。
自分がシルバーアクセを集めているのは、潰れた指輪位惹かれる物を
探しているからかもしれません。
残念ながら気に入りはしても惹かれる物には出会えていませんが…。
潰れた指輪は直す事なく今でも大事に指輪ケースに入っています。