〜スタソン日記企画!<158>村山歩編〜

スタソン日記企画第1弾!
〜あなたの思い出のもの・人はなんですか〜

写真は
私の初舞台の台本
です。
私は厳しい劇団で育ちました。
そこで初舞台を踏ませて頂いた1999年3月…。
『台本は役者にとって命と同じ位
大切なもの』

そう教えて頂き、台本を直接床に置いておこうものならとても
叱られました。
稽古中は正座でした。
衣装のドレスを引きずって歩いたら先輩の声が飛んで来ました。
衣装でお手洗い、飲食は禁止。礼儀も厳しかった。
細かいな、何でそこまでと思っていた事も正直あった。
でもその本来の意味が見え始めてきた今、本当に感謝しています。
当時の私は本当に何も分かっていなかった。
今思えば周りの人への感謝の気持ちも何もかも分かってるつもりだった。
でも今、スタソンで宇治川さんに出逢い、
宇治川イズムに触れさせて頂き、
沢山の大切な事が私の中に溢れだし本当の意味が見え始めている。
本当に私は1人ではなく沢山の方々の支えの中立っていると…。
今までその劇団時代から沢山の方々の教えが私の中に染み付いていて、
ピピピと繋がり始めている。
声を出すので精一杯だった当時。
この台本を見るたび色々な事が蘇る。
舞台は一度だけと思っていたはずが今や舞台役者だ。
今年もあと2ヶ月!全力で走ります。