STORY
「お前、生まれてこなきゃよかったよな」
11歳の誕生日、母と兄のひと言から、あすかは声をなくしてしまう。
あすかは辛く苦しい環境を離れ、祖父母の愛と自然の中で回復するあすか。
「自分は自分として生きる」と強く心に誓うのだった。
しかし、問題はあすかだけではなかった。
小さい時の心の傷から、あすかを愛せない母・静代。
両親のいう通りの人生に、疑問を持ちはじめる兄・直人。
そして、あすかを待ちうけていたのは、大好きな祖父と、親友めぐみとの永遠の別れであった。
母・静代が娘を愛せない真実が明かされ、周りの友達や大人たちに支えられながら、あすかが自分自身に「ハッピーバースデー」と言える日を迎える。
そして家族がひとつになり、あすかと共に歩み出すまでが描かれる涙を誘う感動作。