〜スタソン日記<167>村山歩編〜

<村山歩サンコメント>

先週のテーマの続きの様になってしまいますが、私には大切なもの、
大切な人が沢山います。
でも初めから大切だと分かったものもあれば、
最初は全く分からなかったものも沢山あります。
当たり前の事なんか何一つない。
今の私はよくそう言います。
でも昔は、今思えば…沢山の事を当たり前だと感じていた様に思います。
究極、あぁやって舞台に立たせて頂いていたこと自体が
当たり前になりつつあったかもしれない。
でもそんな風に感じた2004年…。
仕事を減らし、一からあらゆるレッスンに通った。
そして2005年1月に素敵な作品に出逢う。
新宿スペース・ゼロで主演をやらせて頂いた
『いつ咲く花も美しい』と言う作品です。
私はこの作品の主人公を演じさせて頂いた。
この作品の世界で生き…私はこの主人公に多大なるパワーを…
あらゆるものを貰った。
役者は役に支えられる事があるんだ。
魅力的な役達は私の背中を押してくれました。
この役に出逢い、私は全てを捨て0からのスタートを決意した。
自分の志す女優に成長するために…。
信念を貫き通し、
大切なものを大切だと心から思える人に成長していきたい。
そしてこれからも学び続け、女優の道を歩み続けて行きたいと思います。