<木川賢次サンコメント>
先日 新宿スペースゼロにて、舞台 飛行機雲2009
「流れる雲よ」〜DJから特攻隊へ愛を込めて〜
という作品を鑑賞してきました。
なかなか良質な作品で、演出も随所で 斬新なところが見られ、
見ごたえのある作品でした。
初演から再演を重ねて、今年アメリカ公演を成功、
今回は10周年記念公演だそうです。
あらすじは、太平洋戦争末期の特攻基地で、
突然ラジオから2009年の未来からの不思議な放送が聞こえてきて、
もうじき日本が負けると知る。
そこから始まる 隊員たちの 心の葛藤や動揺、
彼らの行きつく先は・・
元々、何故か特攻隊ものは 嫌いじゃないです。
確かに、往々にして、話はどれも似通ってるのは事実ですけど。
そこに描かれる人間関係、設定など、自分の涙腺を刺激する危険大です。
今回も、涙しましたね。
多分 キャストの真剣さが十分に伝わったことも多大に影響してます。
一番印象に残ったのは、『僕の東京日記』にも出演された、
麻田あおいさんが演じるお母さんが、息子が出撃したあとに、
それを知らずに大好物の稲荷寿司を届けにくるシーン、
短いシーンですが、非常に印象深く残ってます。
『僕の・・』とは対称的な役ですが、
どちらも母親のニュアンスを出すのが非常に上手いなぁと感心しました。
公演は、ダブルキャストで、ひとまず10日まででしたが、
またキャストを変えて今月末に新国立劇場で 上演されるそうです。
二幕で二時間半以上の作品でしたが、決して長く感じることは
ありませんでした。
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