真田風雲録!【簡単解説・前半編】

☆☆☆10月公演がより楽しくなるように〜物語を解説☆☆☆
物語を追って、行きましょう〜!
【解説・前半編】
「真田風雲録」の物語は、
《背景》
天下分け目の関ヶ原の戦い(1600年9月15日)から始まります。
※天下分け目→東軍(徳川勢)VS西軍(豊臣勢)の戦いです。
ここで、徳川勢が大勝利をするのです。
豊臣勢は、敗戦・・・・
《そのころの十勇士は?》
皆、まだ十代の浮浪児。身寄りを戦で亡くしたものたち。
だから死体や負傷した侍から金品を巻き上げる悪さをするんです。
《このころの真田幸村は?》
父と共に軍才をいかし幸村は大勝利するのですが、西軍としては、敗退。
そして、幸村親子は死罪はまぬがれ、九度山(今の和歌山の方)で隠棲生活となります。




そして物語は、14年後の1614年(慶長19年)から始まります。
舞台は、九度山の真田庵。真田幸村33才と言われています。
そして、
真田幸村に、大坂城から「徳川を倒すために兵を集めることになった」と
いうので声が掛かるわけです。
《そのころ、十勇士は?》
様々なキャラの十人ですが、真田幸村の近くや傍で勝手に共同生活を
始めたりで、幸村と出会い傍にいるわけです。
そして、「大坂城へいくか、いかないか」討論の末、それぞれの思いを
抱いて、若者の夢を抱いて、真田幸村と共に、弾けて、大坂城へ向かう
わけですね〜。




そしてそして大坂にやってきました!幸村と十勇士!
大坂城には、故・豊臣秀吉の息子、豊臣秀頼や、お母さんの淀君、秀頼の結婚相手・千姫、執権職の大野修理などがいるわけです。
そこで意見が対立するんですね〜
いつの時代も幹部や上司と現場の人たちの考え方など意見が合わない。
この物語でも同じですね〜
城側は、籠城をして攻めてはいけない!と訴える。
幸村は、攻撃をしなければ勝つことが出来ない!
と意見対立もめるわけですよ。
そしてそして、幸村は納得されるために十勇士と共に、勝手に軽く戦いを
起こすわけです!これが良い戦果を生んでしまう!
これにはもちろん城側幹部は激怒です!
「また同じようなことをする奴が出てきたらどうするんだ!」と。
上層部と現場人の戦いです。
そして、どこにでも悪がいる・・・
徳川と手を結べばと・・・
「和議」を
成立させて徳川に攻撃をさせないようにする方向へ運ぶんです。
※「和議」・・・和睦の評議。仲直りの相談。

このあたりまでが物語の前半戦☆
これから以後は、お楽しみに!

つづく。