「DEAR BOYS」「銀河英雄伝説外伝」「コカンセツ!」など数多くの人気舞台作品を手掛けている演出家・宇治川まさなり。
脚本は、倉本聰主宰・富良野塾出身で多くのテレビドラマ等を執筆中の久松真一。
スタンダードソングは、1995年より「生命の尊さ」を描き上げた三部作。
2000年からはアクションを駆使した「暴力・戦争の無意味さ」の三部作をオリジナリティなセンスで創り上げてきた。
そして、2011年スタンダードソングは新たなステージへ挑む!
それが【贋作水滸伝-Outlaws-】
さまざまな脅威が生活を脅かし、急進する社会の中で生き抜く私達。
この物語には、現代の私たちに通ずる多くのメッセージが込められています。
ヒューマニズム溢れる深みのある物語の中に、臨場感みなぎるアクションやダンスなどを盛り込んだ
エンタテインメントかつダイナミックな演出で展開する妥協なき渾身のステージを体感してください。
[ STORY ]
かつて誠国(せいこく)という国があったころの物語。
混迷、混乱を極めるこの世に、神によって、百八の星が天空に解き放たれた。
その百八の星々こそ、人の心を救い、悪を戒める英雄の星々———。
暗黒の空からその星が地上に降り立った瞬間、この地は輝き始め、生まれ変わっていく。
武芸十八般を極めた史進(ししん)、その父・史孔(しこう)は炭坑の責任者であった。
そして、坑夫たちの劣悪な環境の改善を高俅側へ訴えるが、聞き入れてもらえず、
史孔は惨殺され、史進の妹が略奪されてしまう。
苦悩に満ちた史進が心を許し相談を持ちかけたのは、八十万官軍武芸師範、豹子頭林冲であった。
林冲と林冲の義兄弟、天下の豪傑坊主、魯智深は史進の力になることを誓う。
が、次に地獄を見たのは、林冲、その人であった。
林冲の妻、秀玲に横恋慕した高俅(こうきゅう)の息子・高衙内(こうがない)と高俅が罠を仕掛け、
林冲は言われなき罪で流罪、そして、秀玲は・・・
絶望の淵でさまよう林冲がたどり着いたのは、豪傑、英雄が集う塞「梁山泊」———。
青面獣楊志(ようし)に出会い固い絆を結んだその時、史進が真っ青になってやって来た。
何と、炭坑で落盤が起こり、生き埋めになった者たちを助けてほしいと言うのだ。
その時立ち上がったのは、「梁山泊」頭領、晁蓋(ちょうがい)———。
「強きをくじき、弱い者のために生きる」という、「梁山泊」の英雄たちが立ち上がったのだ。
その梁山泊の英雄たちこそ、地上に舞い降りた星々———。
その梁山泊に林冲、史進、魯智深、楊志の星々たちが加わり、炭坑へと走った。
高笑いをする高衙内、高俅の親子———。
そして、高衙内、高俅親子と対峙する林冲、そして史進———。
もう悪は許さない、許せない———。これは神の定めか、神の計らいか。
林冲と童美の二人の行方は———。
まさに導かれたように悪に立ち向かって行く梁山泊———。
そしてついに<替天行道(たいてんぎょうどう)>の旗を掲げ、
彼らの運命の幕が、今、ここに開いた———。

